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小学生低学年のころに、毎日、一、二時間の読書をする習慣がある子供は、高学年になってから学力が伸びます。
また、低学年ですでに学力が高い子供の場合は、読書の習慣があると、その学力が衰えずに伸びつづけていく可能性が高いのです。
近年では大学入試に小論文が導入されるようになりましたが、小論文に合格する人のなかには、小さいころから何時間も読書をする習慣のある人が多いようです。
それから、低学年のころから学力の基礎固めを怠らないようにし、漢字と計算だけでも確実な学力を身につけておくことも必要です。
中学や高校、大学の入試において、現実に一流校を目指すのであれば、あとで教わる内容を、自分で先に勉強するのも有効な手段です。
たとえば中学の入試では、XやYの方程式を使う方法を知っていれば簡単に解ける問題が、数多く出題されています。
大学入試においても、大学で教える数学の概念を高校版に焼き直した問題が数多くあるそうです。
このように、上級の学校で習う概念を先に知っていると、入試問題が解きやすぐなることが性々にしてあるのです。
先取り学習が最も有効で、かつ最もやさしいと思われるのは英語です。
大学の英語科の研究によると、小学生のころから英語を習った子供は、英語の発音が美しいということです。
実は、英語の先取り学習が必要か不要かということは、いろいろと論議されているのです。
たとえば、東京のある外国系私立学校では、小学校から英語を教えています。
その学校では、小学校から英語を学んできた子供と、他の小学校を卒業後、そこの中学校に編入してきて、中学校で初めて英語を勉強しはじめた子供とでは、英語の学力にどの程度の差があるかを調べたことがあります。
その結果は、中学二年生の末ぐらいで、学力がほぼ同じになるというものでした。
しかも、英文法や英文読解については、英語を小学校から学んだからといって、必ずしも有利ではないという結果が出たのです。
英会話の能力については、小学生のころから英語を学んだ人のほうが高いということです。
会話能力や発音能力が高いだけでも、英語能力としてはかなり得をしています。
一般的に見て、受験をして中学に入ってくる子供たちというのは、小学校からいる子供たちより、学力試験をすると優秀である場合が多いのです。
国語、算数、理科、社会という教科であれば、前者は後者よりも、おそらく、より高い学力を持っているはずです。
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